2011年2月17日木曜日

ルワンダ英語教育

「はわゆうー」
「ぐど、もーにんぐ」
学校までの通勤途中にある小学校で、毎日子供たちに呼びかけられる。

5年ほど前、カガメ大統領の号令によりルワンダの公用語がフランス語から英語に切り替えられた。小学校1年生から英語教育が始まっている。ただ先生たちはフランス語教育で育ってきたので英語が苦手らしく授業は四苦八苦しているよう。

ところが昨日、こんな記事が回覧されてきた。
http://www.newtimes.co.rw/index.php?issue=14538&article=38389
小学校低学年は母国語であるキニャルワンダ語だけで授業を行うとする内容の閣議決定の記事だ。

僕もこれには賛成だ。

以前、うちの奥さん(小学校の先生)と話あったことがあるが、子供が小さいときは母国語だけに専念すべきだという話になった。物事を考える場合、頭の中では母国語で考えるからだ。

たとえば今僕が英語で物事を考えたら幼稚園レベルの物事しか考えられない。いくら毎日英語で会話しても、やっぱり日本語でないとだめだ。

中途半端なキニャルワンダ語と適当な英語しか学べない子供たちは、大人になっても深い思考ができないと思う。これではグローバリズムの前に国が倒れてしまう。

日本でも子供に小さいときから英語教育を受けさせるが、考え直すべきではと思う。英語は大人になっても喋れるようになるものだから。

0 件のコメント:

コメントを投稿