日曜日、首都キガリでマラソン大会があったので参加してきた。ルワンダ政府とソロプチミストというヨーロッパ系の援助団体の主催だ。
http://www.kigalimarathon.com/CMSPage.aspx?lng=EN&content=103
当日はうすい雲が太陽を遮り、雨も降らずなかなかよいコンディション。
参加者は総勢2500人でルワンダ人とムズング(白人)がほとんど。
僕はマラソンというものは生まれて初めての経験にも関わらず、事前に練習もしない無謀な参加者。案の上、一緒に走った協力隊員の中でビリ。ハーフマラソン(20km)で3時間かけてなんとか完走できたけど、ひどい筋肉痛でいまだに足を引きずっている。
でも走ることは楽しかった。まったく知らない人とお互い励ましあったり、水を分け合ったり。さらに途中でもらう、ルワンダバナナのおいしいこと。
フルマラソンの結果はマラソン王国ケニアからの参加者が上位を占めたが、3位にはルワンダ人ランナーも。僕は走っている間、何回も彼らの背中を見送ったがその度に見惚れてしまった。
黒人ランナーの集団が駆け抜けるときの風、熱い息遣い、その黒曜石のように輝き引き締まった肉体。彼らはただのランナーだけでなく、美しく魅了する一塊の黒い肉体だ。
マラソンランナーだけではない。スコップを使い道路工事をしている、上半身裸のルワンダ人も引き締まっている。キブ湖の漁師もすごい。いや、普通の人もすごい。日本人なんか全くかなわない。野性味溢れるその肉体こそ、アフリカだ。
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