横断幕。虐殺とツチ族の文字が。 |
1994年4月6日夜に大統領の乗った飛行機が撃墜されたのをきっかけに、翌日の4月7日からおよそ3ヶ月間にわたりルワンダ全土でツチ族と穏健派フツ族に対する虐殺が行われ、80万人近くが犠牲になった。
その痛ましい歴史を繰り返さないためにも、この一週間ルワンダ国民は喪に服す。 各地では虐殺関連の公演や討論会、映画の上映が行われる。
今日はその初日ということで、正午からポールカガメ大統領がラジオやテレビを通じて虐殺を繰り返さないことを訴えた。
トゥンバ高等技術専門学校(TCT)でも食堂に教員や学生が集まり、皆が沈痛な面持ちで話を聞いていた。
17年前に起きたこの事件、TCTの学生ならば5歳前後だろう。両親や兄弟、親戚が殺された話はあちこちから聞く。トラウマを抱える学生も多い。
これから1週間、ルワンダ国民は過去の痛みと向き合っていく。
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