2011年10月21日金曜日

カダフィの死

カダフィが殺害された。

この10年で、欧米諸国の関与によって殺害されたリーダーは、イラクのフセイン、アルカイダのオサマビンラディン、そしてリビアのカダフィ。

3人とも無差別に人々を殺害してきた、だから殺されて当然という理屈だ。

今回の出来事に、同じアフリカのウガンダの新聞では「カダフィ体制の崩壊に、沈黙をもって応える」とでている。僕はこれがアフリカ人の心象をよくあらわしていると思う。

アフリカ人としては、決して喜ばしくもなく、かといってカダフィに対して喪に服するわけでもない。納得いかないし、釈然としない。

アフリカ人の問題はアフリカ人で解決するのだという気持ちが彼らには強い。他国へ介入を繰り返す欧米への不信感がどんどんつのっているのではなかろうか。

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