受付の女の子 |
ルワンダでは伝統的に、新郎が新婦の家族に牛を渡す習慣があります。
緊張の面持ちの新婦側 |
新郎の家族の年長者がいかに新郎は新婦にふさわしいかを訴え、それに対して新婦側の年長者もいろいろ疑問を返すのです。そして新婦側の親族に認められると、新郎の家族は結納金として牛を渡します。新婦側が牛の質をいろいろ見定め納得したら、初めて結婚が認められるのです。
詩を歌う羊飼い |
新婦側は牛のお礼に、「羊飼い」を呼び、いかにこの牛が素晴らしかったかを詩の形にして歌わせます。新郎側も「羊飼い」を出し、そのお礼をします。
踊り子とともに新婦が登場 |
二人は晴れて夫婦に |
交渉を聞いていると、真剣なようでジョークを交えて話すので、みんなにこやかです。さらに歌やダンスも混じり、一種のエンターテイメント。また現在では、実際に牛をもらっても農家以外は困るので、牛の代わりにお金を渡す場合が多いようです。
このセレモニー、あまりお目にかかれないのでラッキーでした。 やはり牛とルワンダは切っても切れないもの。一家にとって重要な財産なのです。
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