2010年12月16日、旅行の最終日は、同期隊員と別れて一人ナイロビへ。
5000円でタクシーを雇い、ナイロビを案内してもらった。まずはナイロビが一望できるビルへ。やはりキガリの比ではない。モノにあふれ、巨大なビルが建ち、所々に歴史を感じさせる建造物も残り、洗練されている。行き交う車も新しい。だがそのすぐ近くには人々の生活臭がただようダウンタウンや巨大なスラムも広がっている。
食事はなるべくローカルの食事がしたかったので、ウガリとヤマチュマを食べた。どちらもルワンダで食べられるが、かなり美味しい。ウガリもヤマチュマも全く臭みが無く、刻んだトマトとタマネギがヤマチュマのヤギ肉に良く合っていた。
その後ドライバーとともに街中をいろいろ案内してもらった。やはり治安が悪いので行けるところは限られ、少しはがゆい気持ちもあった。
世界最悪の治安とも言われるこの都市だが、けっして怖いもの見たさだけでここにきたつもりは無い。ルワ ンダに入ってくる輸入品の多くはケニアから来ており、ルワンダ人の生活とは気っても切り離せない。さらに周辺国を圧倒する経済力、植民地支配の歴史と独立、その後悪化した治安と巨大なスラムが混在するこのカオスのような都市が僕の心を惹きつけていた。だから僕はどうしてもナイロビへ行きたかった。
わずか半日の滞在だったが充実していた。目をみひらき、全身の毛穴を開くようにしてナイロビの街を見ることができた。
ナイロビ
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削除宮平彩美、小泉なつみ
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