2010年8月17日火曜日

ルワンダ大統領選挙

8月9日に行われた大統領選挙。



どうやら93%という得票率で現職のポール・カガメ大統領の
圧勝のようです。ライバルがいなかったというのが理由のようですがまあ、予想どうりの結果です。


欧米のメディアを中心にいろいろと批判が出ているようですが、
僕は事の真相を取材もしていないので、この結果に対して何も言う権利はありません。BBCなどにいろいろ出ていると思います。



ただ、選挙前のキャンペーンの様子を伝えるとすれば、
現職のカガメ大統領一色でした。


街中はカガメ大統領の顔写真、宣伝カーであふれ、
村々のあちこちで彼を応援する集会が開かれていました。
携帯電話にも大統領を応援しようという内容のメールが送られてきました。当然トゥンバにも広がっており、教員宿舎の前の家でも
太鼓と踊りでカガメ大統領を応援していました。


現職のカガメ大統領ばかり不公平じゃないかという意見もあるかもしれないけど、僕が見る限り、みんなそこそこ今の大統領に満足しているし、彼のことが好きな人が多い。もちろん黙っている人もいるけど。


外国からみればとんでもない選挙に見えるけど、住んでいる人の視点から立って考えれば必ずしもひどい選挙だとは思えない。ネットやテレビの情報だけで、物事を決め付けるのは簡単だけど、非常に浅はかだなと思える。


とりあえずは、現職大統領が引き継ぐというので大きな混乱も無く2期目のスタートが切れることでしょう。ルワンダの平和と安定が維持できるように祈っています。

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