2011年3月12日土曜日

東北地方太平洋沖地震

昨日、JICAの緊急連絡メールが来て驚いた。M8.8の大地震、10m近い津波、そして今も続く原発の危機。被災された方々へお悔やみを申し上げます。一刻も早い救出、復興を願います。

勤務先の会社の工場が岩手と福島にもあり、震災の影響が心配されます。みなさん無事だといいけど。

多くのルワンダ人も心配してくれて、一度しか会っていない人からもお前の家族は大丈夫か?と電話がかかってきました。幸い関東に住む妻と実家、妻の実家ともに無事だったが、地震の知らせを聞いたときは少し焦った。電話がまったくつながらなかったからだ。

ルワンダのラジオで流れるBBCに耳を傾けると、ニュースのほとんどが日本の地震のことだ。特に原発の危機が増してからは緊張が伝わってくる。福島原発の作業員の方は本当に、本当に大変だろうけどがんばってください。


P.S.
今更ながら、なぜ地震大国の日本に原発なんか作ったんだ!と憤らざるを得ない。これは人災だ。最悪の事態になった場合、原発を推進した政治家は、責任を取って炉心へ飛び込んでくれるだろうか。

電力が常に満たされているから人は使うのであって、無ければ無いでなんとかなる。そう考えるのは無茶苦茶だろうか?

国民をたっぷりの電力で満たして、その生活から抜け出させなくさせているのが電力会社だ。ここルワンダでは一日8時間の停電なんて当たり前だが、僕は普通に生きている。

人命を危機にさらし、国土を荒廃させてまで作る電力なんて意味があるのか?グローバルな経済競争のため云々は聞き飽きた。人命の前じゃ、単なるエクスキューズだ。

電力、エネルギーの使用そのものを大幅に減らす世界を考えないといけない。

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