2011年2月5日土曜日

ゴリラツアー

2011年1月4日、ゴリラツアーへ行ってきた。

ルワンダ観光の目玉といえば、やはりマウンテンゴリラ。野生のマウンテンゴリラに出会えるのはアフリカでもなかなか無い。
本物のジャングルは辛かった

ルワンダ北部ルヘンゲリからさらに車で1時間ほどの山の中。さらにジャングルをさ迷い歩くこと2,3時間。奥さんもヘトヘトになりかけたとき、ついにマウンテンゴリラに出会えた。
ゴリラ一家と遭遇
親子
親子

シルバーバックのオスゴリラ

下山途中
ゴリラは観光客に慣れているのか全く怖がらない。子供たちは無邪気に遊び、親たちはのんびり毛づくろいをしていた。

一家の長であるオスのシルバーバックは目の前わずか1mを歩いていった。



僕らの前に現れたシルバーバックのオスゴリラはその堂々とした風格と、人間なんか歯牙にもかけないようなプライドの高さを見せつけ、一家を率いて再びジャングルの中に消えていった。まさに森の人と呼ぶにふさわしいかった。彼らが去った後、僕らは呆然としてまった。


現在マウンテンゴリラはルワンダ、ウガンダ、コンゴ共和国の国境に沿って伸びるヴィルンガ山地の死火山におよそ650頭から700頭ほど生息しており、絶滅危惧種に指定されている。ルワンダのマウンテンゴリラは政府の保護の下にあるが、隣国コンゴは内戦状態にあり、彼らは人間によって駆逐されつつある。数年前には反政府軍によって8頭が射殺された事件が起きている。


正面で見ていると力強くたくましそうなマウンテンゴリラだったが、人間の行動次第であっという間に絶滅に追いやられてしまうという事実に背筋が寒くなった。同時に人間の恐ろしさ、愚かさに憤慨してしまう。


マウンテンゴリラたちよ、どうかどうか無事に生き延びてください。

2 件のコメント:

  1. Nobutaka Yamagishi2011年2月8日 14:05

    こんにちは。山岸です。RuslanがFacebookでここのリンクをコメントしてくれました。まだ日本に帰ってなかったんですね。上野動物園でもなかなかちゃんと見れないので、羨ましいです!

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  2. 山岸さん、お久しぶりです!コメントありがとうございます。日本に帰るのは来年の一月になります。長いような短いような。
    マウンテンゴリラは本当に見れて良かったです。ただし二人で$750とかなり高いのが残念。普段は山の生活なのでお金使わないからなんとかなりました。
    (Residence$250,Non-Residence$500)

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